管理栄養士試験34回 44~45問目(食べ物と健康)

㊹粉類とその原料の組合せである。正しいのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ 上新粉       もち米
⑵ 白玉粉       うるち米
⑶ 道明寺粉      大豆
⑷ はったい粉     大麦
⑸ きな粉       小麦

(1)上新粉の原材料はもち米ではなく、うるち米であるため間違い。

(2)白玉粉の原材料はうるち米ではなく、もち米であるため間違い。

(3)道明寺粉の原材料は大豆ではなく、もち米であるため間違い。

(4)正解!
はったい粉とはオオムギの玄穀を焙煎した上で挽いた粉のことらしいですよ。

(5)きな粉の原材料は小麦ではなく、大豆であるため間違い。

ただひたすら暗記するところですね。

答えは「(4)」



㊺野菜類に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ だいこんの根部は、葉部よりも 100 g 当たりのビタミン C 量が多い。
⑵ 根深ねぎは、葉ねぎよりも 100 g 当たりの b カロテン量が多い。
⑶ れんこんは、はすの肥大した塊根を食用としたものである。
⑷ たけのこ水煮における白濁沈殿は、リシンの析出による。
⑸ ホワイトアスパラガスは、遮光して栽培したものである。

(1)だいこんの根部は、葉部よりも 100 g 当たりのビタミン C 量が少ないため間違い。

(2)根深ねぎは、葉ねぎよりも 100 g 当たりの b カロテン量が少ないため間違い。

(3)れんこんは、はすの肥大した地下茎を食用としたものであるため間違い。

(4)たけのこ水煮における白濁沈殿は、チロシンの析出によるため間違い。

(5)正解!

答えは「(5)」


管理栄養士試験34回 33~34問目(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)

㉝神経疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ パーキンソン病では、筋緊張低下がみられる。
⑵ レビー小体型認知症は、ウイルス感染により起こる。
⑶ 脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。
⑷ アルツハイマー病では、症状が階段状に進行する。
⑸ アルツハイマー病では、まだら認知症がみられる。

(1)パーキンソン病では、筋緊張亢進がみられるため間違い。

(2)レビー小体型認知症は、脳にレビー小体と呼ばれるたんぱく質が溜まることにより起こるため間違い。

(3)正解!

(4)間違い!アルツハイマー病ではなく、脳血管性認知症で症状が階段状に進行します。

(5)間違い!アルツハイマー病ではなく、脳血管性認知症でまだら認知症がみられます。

答えは「(3)」



㉞呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ 左気管支は、右気管支より垂直に近い。
⑵ 外肋間筋は、呼気時に収縮する。
⑶ 肺胞膜を介してのガス拡散能は、二酸化炭素より酸素が高い。
⑷ 二酸化炭素は、血液中で重炭酸イオンになる。
⑸ 静脈血の酸素飽和度は、約 97% である。

(1)右気管支は、左気管支より垂直に近いため間違い。
逆ですね。

(2)外肋間筋は、吸気時に収縮するため間違い。
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呼吸筋の働き|呼吸 | 看護roo![カンゴルー]

(3)肺胞膜を介してのガス拡散能は、酸素より二酸化炭素が高いため間違い。
酸素より二酸化炭素のほうが20倍多いといわれています。

(4)正解!

(5)静脈血の酸素飽和度は、約 75% のため間違い。
動脈血の酸素飽和度が約 97% です。

答えは「(4)」