管理栄養士試験34回 33~34問目(人体の構造と機能及び疾病の成り立ち)

㉝神経疾患に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ パーキンソン病では、筋緊張低下がみられる。
⑵ レビー小体型認知症は、ウイルス感染により起こる。
⑶ 脳血管性認知症では、感情失禁がみられる。
⑷ アルツハイマー病では、症状が階段状に進行する。
⑸ アルツハイマー病では、まだら認知症がみられる。

(1)パーキンソン病では、筋緊張亢進がみられるため間違い。

(2)レビー小体型認知症は、脳にレビー小体と呼ばれるたんぱく質が溜まることにより起こるため間違い。

(3)正解!

(4)間違い!アルツハイマー病ではなく、脳血管性認知症で症状が階段状に進行します。

(5)間違い!アルツハイマー病ではなく、脳血管性認知症でまだら認知症がみられます。

答えは「(3)」



㉞呼吸器系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。 1 つ選べ。
⑴ 左気管支は、右気管支より垂直に近い。
⑵ 外肋間筋は、呼気時に収縮する。
⑶ 肺胞膜を介してのガス拡散能は、二酸化炭素より酸素が高い。
⑷ 二酸化炭素は、血液中で重炭酸イオンになる。
⑸ 静脈血の酸素飽和度は、約 97% である。

(1)右気管支は、左気管支より垂直に近いため間違い。
逆ですね。

(2)外肋間筋は、吸気時に収縮するため間違い。
このページがわかりやすいです。
呼吸筋の働き|呼吸 | 看護roo![カンゴルー]

(3)肺胞膜を介してのガス拡散能は、酸素より二酸化炭素が高いため間違い。
酸素より二酸化炭素のほうが20倍多いといわれています。

(4)正解!

(5)静脈血の酸素飽和度は、約 75% のため間違い。
動脈血の酸素飽和度が約 97% です。

答えは「(4)」